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海外寄付活動レポート②

2019.8.9
広報 会社生活

当社では、当社のお客様の賛同をいただき、株式会社リサイクルリンク様と協業で

開発途上国へのリユース製品の輸出寄付活動を行っています。

 

 

この度、2019年6月にカンボジアの孤児院・障がい者施設への寄付を行いました。

 

先週に引き続き、今週は社員大池がレポートいたします。

 

 

 

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今回、当社が海外で行っている寄付活動を視察する機会をいただきましたので、

参加してきました。

 

 

当社ではご利用いただいているお客様の製品で

廃棄のご意向がある製品を対象に、

お客様へ寄付活動へのご賛同をいただき、

海外へ リユース品として輸出活動を行っています

 

 

 

お客様にとっては廃棄コストの圧縮に繋がるだけでなく、

廃棄ではなくリユース品として異国の地でその製品使命を全うすることができます。

 

 

この活動は株式会社リサイクルリンク様と共同で行っており、

今回は当社からは文房具、

リサイクルリンク社からは防水マットレスと冷蔵庫を

カンボジアにある施設へ寄付いたしました。

 

 

 

 

6月19日

 

 

空港のチェックインカウンター。

いよいよ出発です。

 

輸出したリユース品は別途コンテナで輸送をされることになっていますので、
身ひとつで飛行機に乗り込みます。

 

 

カンボジア プノンペン国際空港に到着
この日は夕方に到着したので、そのままホテルへ直行し夕食です。

 

 

 

6月20日

 

 

この日はリサイクルリンク社が現地で運営するリユースショップに集合です。

 

リサイクルリンク社ではこうしたリユースショップを現地で運営しており、

日本で廃棄となってしまう使用可能品を途上国現地で販売する活動をしています。

 

 

 

それでは施設に移動します。

 

 

 

障がい者施設では約160名の子供たちが、

障がいの度合いによりクラス分けをされており、
1クラス7~8名の生徒に対し先生が2~3名で担当をしています。

 

 

 

今回この施設にはリサイクルリンク社から

防水マットレス30個と冷蔵庫3台が寄贈されました。

 

防水マットレスは自ら身体を動かしてトイレに行けない子供たちが居ることや、

床で寝てしまう子供たちに布団代わりに使わせたいという施設からの要望があったようです。

 

 

 

また、日中35℃以上の炎天下の現地では

食品を保存するには冷蔵庫は欠かせない施設にとって、

大人数を抱える施設にとって冷蔵庫は貴重な製品であるようです。

 

 

 

 

続いて孤児院への訪問です。

 

 

こちらには、

冷蔵庫1台と当社のお客様から寄贈された文房具を届けました。

 

 

孤児院では教室や図書館、教科書といったインフラは比較的完備されており、

勉強する環境は整っていると感じました。

しかし、ノートやペンといった消耗品が圧倒的に少なく、

その日学んだことを頭で覚える程度で終わってしまうということが課題だったとお聞きしました。

そういった背景がある中で、今回の文房具の寄贈に関し、

障がい者施設と孤児院を支援しているNGOの担当者様からは大変感謝をしていただきました。

 

 

 

 

6月21日

 

 

翌日はリサイクルリンク社が運営するリユースショップを視察してきました。

 

 

 

インテリア家具や衣類といった品物が多く、

取扱品目も店舗によって異なります。

 

 

 

カンボジアでは仏壇やマットレス、冷蔵庫、マッサージ機といった

大物商品の売れ行きが良いと店舗スタッフの方が仰っていました。

 

 

 

カンボジアの国民性として高価なものを所有=富裕層ではなく、

大きなものを所有=富裕層という考え方があるらしく、国によって異なるのだなと思いました。

 

 

今回、カンボジアという国を訪問して当社のお客様にもご賛同いただき、

施設への物品の寄付という活動を視察しました。

 

 

 

施設の先生からは「大切に使います」とのお言葉をいただきました。

 

 

 

子供たちは素足で舗装のされていない場所を歩いたり、

まだまだ環境が整っていない中で生きています。

 

日本では使わなくなったら捨てる、

ということが当たり前になっていますが、

そうしたものでも必要としている人々が世界にはまだいることを目の当たりにしました。

 

 

 

 

歴史からカンボジアは危ない国、というイメージをこれまで持っていましたが、

実際に行ってみると皆さんユーモアがあり、とても接しやすい人々でした。

 

そして、 働くこと、生きる事への貪欲さ、

ハングリー精神は日本人よりもあるようにも感じました。

 

 

 

日頃業務をしている中では知りえない、

他国の考え方の違いや環境の違い、

そして当社とリサイクルリンク社の取り組みについても知ることが出来、

とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

 

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野口倉庫では海外リユース事業を展開しております。

詳細はこちらのページをご覧ください。

 

 

<文・写真:業務部 大池>
<編集・構成:システム課 飯塚>